カーブの向こう|R-view #2

今日は、前回記事のスピンオフ的投稿🖋️

「ハピネス・カーブ 人生は50代で必ず好転する」
を読んでみた📚

表紙とタイトルだけを見ると
ポジティブ推しでライトな自己啓発本って感じだけど
実際に読むとかなり硬派な内容に面食らった

ハピネス・カーブについて簡単に説明すると
あなたの人生の満足度(満足と感じる度合い)について
10段階で評価してもらうアンケート調査を行い
年代別に出した結果を結んでグラフにすると
人類(なんと類人猿も!)共通でU字曲線が描かれるそうだ

ざっくりのイメージ↓

つまり国や性別を問わず、人が幸せと感じる度合いは
20代から徐々に下降してアラフィフ辺りで底打ちし
その後は上昇に転じる傾向があるという結果が出たのだ

しかもこのハピネス・カーブを形成する要因は
結婚・キャリア・健康といった年齢に伴う責任・環境以上に
年齢そのものが大きく影響しているとわかったそうだ(゚д゚)

他人から見れば明らかに恵まれた環境にある人や
自分は十分に成功して幸せだと頭ではわかっている人さえも
なぜか幸福や満足を感じられずに悩むのはその為だったのだ

ハピネス・カーブの通りならば
40代後半なんてもうワケもなく超ツラい時期なのである
それも単に年齢がそういう年齢だからというだけで!

でも心配しなくて大丈夫✋
カーブはU字を描いている⤴

待っていれば必ず上向く時がくる
その先は上昇し続けて幸福感で満たされる
何も怖がらなくていい
そんな希望が差し込む展開でこの本は進んでいく

しかしそれを読む私の心はと言えば
この辺からどんどん冷めていった

「あ~ハズレ本引いたな😒図書館で借りといてよかった~」
という、やさぐれ感さえ沸き起こっていた

そしてその感覚は当たっていたことを知る

巻末の田所昌幸氏の解説によれば
この本は「アメリカ人の著者」が「アメリカ人の読者」を念頭に書いている

そのため本文では特に意識されていないけれど
日本人の場合はこのU字がL字に近い形になるらしい💀

え・・💀 L字ってこういうこと↓?

ってことは日本人は20代から人生の満足度が下降し続けて
アラフィフで底打ちしてからはずっと低空飛行なんかい💢

いやでも正直なんとなく
全国データだったらU字って言われるよりしっくり来ちゃう🍵

もちろんあくまでもデータなので
そのような日本人の傾向が読み取れるというだけで
誰でもそうなると言っているわけじゃない
著者もその点は折に触れて書き添えている

まあ、そう言われてもU字とL字じゃ大違いだけどさ

やれやれ(‘ω’)ノ

私たちはほっといたらL字っちゃうらしいので
意識してU字に引っ張り上げていくことになる

ここでついに私が前回記事で書いた
3つの再認識ポイントのひとつ↓に戻る

2.投資はハピネス・カーブの先の自分への贈り物

L字カーブの話を知る前から
投資は未来の自分への贈り物だと思ってきた🎁

私は両親を通じて年を取ることのリアルを見ている

全ては心の持ち様などというわかりきった話を除けば
年を取るとはできないことが増えていくことであり
できてもどんどん億劫になっていくことであり
そんな自分に不安が増していくことである

もちろん悪いことばかりじゃないと思う
でも私は自信をなくしているかもしれない未来の私に
ありったけの贈り物を用意してあげたいと思っている

お金が全て解決してくれるなんて思ってない
でも少なくともお金のことを思い煩わなくてよく
お金で解決できることについてはその選択もできるという心の余裕は
未来の私をある程度は楽にしてあげられるはずと思っている

同じように健康・美容・ライフワークについても
未来の自分への贈り物だと思って取り組んでいる

さらに言うと未来の私だけでなく今の私へも同じ思いだ

訳もなく気持ちが落ち込んでしまう時
「私は落ち込んでいるんじゃなくて、暇なだけだよ」
と自分の細胞に行き届くレベルで言い聞かせるようにしている
まあ、洗脳とも言う

それから気持ちが少し楽になれそうな
今すぐできる小さな行動に変える

寝る🛌
好きなYouTube観る🎥🍿
コーヒー淹れる☕
断捨離する🔚🚮
etc.. 

この時、大きい出費は伴わない方が後々の自分に優しいことが多い

でもこれはマズイっていうくらい気分が落ちる時は
予算なんて決めずに好きなことをしていいことにしている

実際にはそこまでの事態は滅多に起きないけど
いざとなったら実行できると思っていると気持ちが楽だ

今の私から未来の私へ🎁
大丈夫な私からダメな私へ🎁
自分にできるハピネス・カーブを描こう

ではまた💞

ー R

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