都内某ホテルの中に
私が定期的に通うエステがある
通い始めてもう15年くらい📅
そこではフェイシャルを受けるので
行き帰りともスッピンということもあって
車で直行・直帰することが多い🚙
駐車場からエステに向かう途中
贅沢な庭園を見渡すラウンジの前を通る
ゲストの会話やカトラリーの音色が
天井の高い空間に響いて心地いい🌿
スピリチュアルな感性に乏しい私でも
いい気が流れているのを感じる幸せ空間だ
せっかく素敵なラウンジがあるのに
この15年の間に数回立ち寄った程度で
たいていは前を素通りしている
ホテルのラウンジは大好きなんだけど
いざ中に入るといろいろ気になってしまうから💀
たとえば・・・
🌀テーブルとソファのバランスが微妙
ソファ席って寛げるのはいいんだけど
ケーキも食べたいとなると
テーブルの高さや椅子との距離感が微妙である
ソファ席で美しく食べられるケーキとなると
味より構造上の安定感が最優先だ🍰
ミルフィーユ、タルト系・・NG
シュークリーム・・360度どっから見てもNG
スポンジとクリームの多層系・・念のためパス
ムース・・好きじゃないからパス
ってことで
安牌はレアチーズケーキあたりになる
ベイクドチーズも一見安定感ありそうなんだけど
フォークを刺すとホロホロ崩れるタイプもいて
なかなかのダークホースだ
しかし安定のレアチーズを頼んでも油断は禁物
実際にテーブルに運ばれてみると
ざる豆腐並みのふわふわ系で
中にブルーベリージャムが入ってるとか
ナイフとフォークで食べるサプライズ展開もある
なので、入り口から席に通される道中に
ケーキのショーケースを通過する場合は
フルメンバーのビジュアル確認がマストだ
脳に焼き付けて選抜メンバーを瞬時に絞る
優雅な空間で頂くケーキは
選ぶ時から超大変💦
当然、高級ホテルともなれば
ケーキサンプルを持ってきてくれるので
そんな面倒なことしなくていいでしょう😒
というご意見はごもっともだと思う
でもスタッフの方がトレイをもって
ケーキを指し示しながら説明して下さるわけだ
うだうだ迷われては手がツラかろう(‘ω’)
ケーキの説明が終わり次第
一呼吸あけて優雅に注文するためにも
脳内即決のプレッシャーがのしかかる
珈琲だけにすれば楽ちんなんだけど
珈琲は珈琲でまた別の問題がある👇
🌀高級ホテルの珈琲は高確率でぬるい
風味にこだわって淹れてくださる珈琲は
温度低めの仕上がり率が高い印象
熱々が飲みたい私にとっては
お値段が張る割にいいことなしなのである
高級な豆は冷めても美味しいと言うけど
私のバカ舌は温度優先らしい
特に陶器のポットと空のカップが
銀のトレイで粛々と運ばれてくるのが見えると
軽い絶望が私を襲う💀
お代わりもすでにあの陶器ポットにいるのか・・(‘ω’)
優雅な滞在に十分な量の珈琲ご用意しました😊
と言わんばかりのお心遣い・・・
有難き幸せと感じ入りつつも
いそいそと1杯目を飲み干して
冷めないうちに2杯目を注ぎ
まだ1杯目ですって感じを演じるのだった
そして究極はこれだ
🌀注文後の所要時間も優雅極まりない
まー優雅を楽しむのってほんと大変💦
なにしろゆっくり😖
注文して待ってる間
携帯ばかり見ているのもなんだし
ホテル来るときはお洒落バッグだから
あんまり重たい本は持ってきてないし
スッピン独女が寛ぐには手持ち無沙汰になる
最初は感動した窓からの美しい眺めも
徐々に紫外線が気になってしょーがない
外資ラグジュアリ系に多いような
高層ビルの上階にあるホテルともなると
オゾン層突き抜けちゃってるんじゃないのか
って感じの紫外線レベルだ
はやめに退散しようかなと思っても
その時点でまだ珈琲運ばれてきていない💀
ホテルラウンジの時間軸は
せっかち&紫外線嫌悪の私には
まだまだハードルが高いのだった
ってこれだけ書いた割に
私はホテル空間にいるのが大・大好き💗
ラウンジでお茶するためだけに
ラグジュアリーホテルや
ハイエンドホテルに行くことも多い
その空間にいるだけで
エレガントな女性を目指そうと改めて感じるし
気持ちがピリッと引き締まる
なので懲りずに気になるホテルを訪問しては
珈琲がどんな姿で登場するのかと
ドキドキしながらラウンジに入るのだった
高級ホテルでもセルフサービスでも
どこにいても気品漂う女性になるために
エレガント修行は人生の長さと同じだけ続く✨
ではまた👋
ー R
エレガント修行中

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