綺麗好きの失恋

前回の記事の続き📝

意を決して実家の桐タンスと茶箱たちの整理に取り掛かった私

一旦スイッチが入った綺麗好きは誰にも止められない

両親も自分たちの防虫シートを巡る小競り合いが懐かしくなるほど
これから始まる怒涛の整理整頓にいくぶん元気をなくして見えた

そりゃそうだろう

年1回繰り返される防虫シートを巡る揉め事を娘に見られたばかりに
自分達がこの家に越した時から奥にしまい込んでいる
大量の過去の遺物の整理にまで話が膨らんでしまったのだ

恐らく自分達も一体何がそこにしまってあるのかわからない状態だ

しかも被害者は両親にとどまらなかった

両親のくらだん小競り合いを目にした直後に私から姉にLINEで連絡をし📲

実家に長年置きっぱなしの着物をそろそろ引き取るか処分するかして欲しい

と伝えたのだ

姉曰く引き取らなきゃとうっすら気になりつつも
いろいろな理由で先延ばしになっていたらしい

これまでうやむやにしてきたばかりに
一度手を付けたら最後までやり切ること間違いない性格の妹によって
突然の預かり終了を宣告されたわけだ

こんなことならもっと緩い性格同志の母との間で
早くに片づけていた方がよかったと思っているだろう

しかし後悔先に立たずなのだ(‘ω’)ノ

こうして私は父と母が結婚する前からの荷物や
結婚した時の席次表・ご祝儀袋の束など
ありとあらゆるものを1回全部取り出して親に見せながら
要る要らないを確認して行ったのだった

あまりの物量に今回は丸2日かかってしまったものの
最後に残されていた難所に取り掛かったことで
実家の収納という収納の中身が全て判明した上に
両親が捨てたくないものだけが綺麗に収納された

桐たんすの中の着物もすべて写真に収めたので
今ではどの引き出しに何が入っているのかすぐにわかる状態だ

姉の受け入れ準備が整って引き取りに来てもすぐに取り出せるようになった

私はこれで両親も私も将来的に体力が衰えてから
片づけで苦労する必要がなくなったことに大満足だった

しかし必死で片づけている途中から徐々に気づき始めた
私が今してる大整理って
親にとって有難いと思えるラインを越えてしまっていないだろうか❓

よかれと思って整理を始めたものの
私の綺麗好きというか完璧主義が家族にストレスを与えているかもしれない😖

「このくらい片付いていれば快適✨」
の度合いは人それぞれ違う

両親にとってみれば
昔の思い出の品を生きてるうちに捨てる作業は
断捨離世代の私たちの感覚よりも重かったかもしれない

おまけに私は姉にまで連絡をし
着物を引き取ってもらえるように連絡してしまっているのだ

親としては実家で預かれる間は
預かっていてもいいと思っていたかもしれないのに💦

私としてはいずれ姉は引き取ることになるのだから
お互いいつまでも若くもないし
元気に整理整頓できるうちに覚悟を決めて引き取った方がいいのでは?
と思ったし実際それが合理的と言えるかもしれない

でも実家と娘の間ではうやむやというか曖昧でいいこともある

それに部屋の状態については綺麗過ぎるのは落ち着かないタイプもいるだろう

そんなことを想いながら黙々と納得のいくまで片づけ続ける私(‘ω’)

突然、昔のプチ失恋を想い出した💔

当時大好きだった人から誘われて
仕事の帰りに初めて2人でお茶していた時のこと☕

「いつも休みの日は何しているの😊」

と聞かれた私は

「部屋の模様替えとか大好きだからインテリアショップに行ったりするよ😊」

と答えた

するとその人が

「最近はインテリアショップでどんなもの買ったの😊?」

と聞いたので

「一番最近は絵を買ったよ😊」

と答えると

「どんな絵😊?写真ある😊?」

と聞かれたので
部屋に飾ったその絵の写真を見せた

その写真の大部分はもちろん新しく買った絵が映っているのだけれど
絵の周りの部屋の様子もわずかながら映りこんでいた

するとその写真を見てその人の表情が変わった

「Wow…」(→英語を話す方だった)

と言って少し黙った後

「ああダメだ・・
僕はこんなに自分の部屋を綺麗にできないや・・😓」

と妙に真剣に呟いた

「僕は男の中ではたぶんマシな方だとは思うけど・・・
う~んでもこんなに綺麗に暮らせない」

と重ねて言われてしまった

その様子を見て私は直感的に失恋を察知した

その人はきっと私の部屋の写真を見て
瞬時に自分と一緒に生活できる人ではないまで悟ってしまったのだ

私はすかざす

「別に部屋を綺麗にできる人かどうかって気にしてないよ(‘Д’)」

と言ったもののそれは今思えば嘘だ
私は部屋を散らかす人とは暮らせないと思う・・

その人の判断はきっと正しかったのだ

結局お互い仕事が忙しかったり居住地的には遠距離だったりと
そもそも無理な条件が重なっていたとはいうものの
大好きだったその人とはそのままになってしまった

綺麗好きが仇となってつかの間の恋にさえ発展しなかったほろ苦い思い出なのだった

とは言え私はとても男性を見る目があったと誇らしく思っている

あの写真に映りこんだ僅かな部屋の様子から
自分と一緒に暮らせる人じゃないまで瞬時に悟るのだから
その男性は一時の感情に左右されないとても現実的で賢い人なのだ

実際その男性は現在アメリカの有名企業でCFOになっているそうだ

私はそれを知った時とても嬉しかった
私が好きになった人が立派に活躍しているだから✨

とそんなことを振り返りながら
実家の両親にも居心地悪い思いをさせてやしないかと気にしつつ
片づけをやめられないのだった

綺麗好きも良し悪しってわけ(‘ω’)ノ

ではまたね👋

ー R

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