もっと深い仮説

先日、朝の情報番組を見ていたら
ミャクミャクの大人気ぶりが特集されていた

ミャクミャクは言うまでもなく
EXPO 2025 大阪・関西万博の公式キャラクターだ

万が一ご存じない方のためにイラストを描いてみた↓

無彩色だと味気ないので
このままAIに見せて色を付けてもらった↓

色付けだけのはずがだいぶ陽キャに変わった
でも、たぶん私の絵の方が全体の躍動感はあると思う

こんな感じでミャクミャクはいじり甲斐がある

日を追うごとにファンが急増している現状について
番組に出演していた心理学専門家の解説によれば
繰り返し接することで好意を抱くようになる
「単純接触効果」という心理現象らしい

う~ん🌀 それだけかなあ❓

これと似た感じ過去にもあったんだよね・・と考えてみると
私的にはカオナシ見た時の感覚と近い気がした

一目でかなり印象に残るビジュアルと
すぐにプロファイリングできない不可解さ

さらに万博公式グッズを見ると
パッケージごとに様々なポーズを決めていて
動きで表情出してくるところもカオナシと似ている

湯婆婆の家でお茶とケーキを頂いているカオナシの
お上品な手の動きに心持ってかれたのは私だけじゃないはず

あとまだ他にも似てる感覚が昔あったような・・
と思ったらコムデギャルソンの’目がついたハート’だ

私的には最初ちょっとした拒否感があったんだけど
そんなことお構いなくアチコチに露出しはじめ
表参道を歩くハートTシャツ人口も着実に増えていった

表参道GYREの入り口正面にPOP UP屋台的なのができた時には
「ああ・・このハートは絶対に市民権を獲得するんだな」
とブランドの鋼の意志を前に諦めのような賞賛のような思いだった
それに比べたら私の嫌いの感覚なんてまったく骨抜きなのだ

ミャクミャクもナシからアリへ私の心が動いたきっかけは
こんなにみんなに嫌われてるのに(→私の肌感です)
「何が何でも最後までやり切るの1択です」
という揺るぎない信念を感じた瞬間かも

ならば私の側に折り合える余地はまったくないのか?
本当にそこまで嫌いだと思っているのか??
自分の心に問いかけ始める

そうこうしている間もインスタ開けば
各種メーカーから公式アイテムのPRが連打で入り
テレビをつければアナウンサーが謎のスニーカー着用
郵便局へ行けば切手シートが販売され
ミャクミャクはいつもご機嫌で自分の役割をこなしている

うん。。ニコニコしていじらしいじゃないの
それにこの子を認めたからって私は何も困らない
むしろ受け入れた方がこの先きっと楽しくなるだろう

こんな感じでミャクミャクを自分の許容枠に受け入れたのだ

この時「単純接触効果」よりも深い変化が起きていると私は思う

このことを私が昨年学んだ心理学から思い返してみると
ロジャースの自己理論に近いと思った💡

ミャクミャクを自分の価値観の外から中に受け入れて
包含しながら自分の価値観ごと修正していった
つまり心理的適応状態ってやつだ

きっとみんながミャクミャクを可愛いと思うのは
そこに強烈な個性を受け入れた自分を見ているからだ💡

心理学は決まった答えが出ない世界なので
このR的理論も可能性としてありなのではないだろか

そしてこの仮説から学べることが2つある
1.言葉にせずとも自分の存在・信念はハッキリ放とう
  それが本物ならば周りは認めるしかない
2.自分の権利や自尊心を害しないなら
  避けられないストレスは受け入れてしまおう
  もし害するのなら全力でそこから離れよう

ではまた~✨

ー R

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