お金を愛し、銀行に嫌われる

以前、父を定期的に訪ねてくるメガバンクの話をした
(参照記事:毎月分配型に堕ちる親

父が会社をやっていた頃からのお付き合いらしく
今ではただの後期高齢者となった父の元を
ご親切にも未だに定期的に訪れてくださる

忙しい中やってくるのは
もちろん父が愛されているからではない

父の資産を愛しているからであり
その資産に相応しい金融商品を売るためだ💀

それもなるべく手数料の高い商品を💀

前回、4月末に来られた際には
ついに私が兼ねてより警戒しまくっていた
毎月分配型投資信託をおススメして帰って行った

詳細は当時の記事でご確認いただくとして
あれから約1か月経ち📅
改めて担当者が実家にやってくることになった

父はこの日までの間に
すでに電話でその担当者を話しており
今後も国債しか買わない旨を伝えたそうなので
今回の訪問は個人向け国債の申し込みのためということに名目上はなっていた

しかし、もちろんそんなに簡単に進むはずがない

私は実家にスタンバって同席することにした

時間より少しだけ早くに
担当者とその上司が2名でやってきた

全員が席に着くと、やっぱりというかなんと言うか担当者はこう切り出した

「今日は個人向け国債のお申込みということなのですが・・
念のためもう一度前回ご紹介した商品をご説明したいと思いまして・・」

私は黙って続きを聞いた

「やはりこれからの時代、インフレが進みますので
ある程度の資産を株に変えないと資産の目減りが進んでしまうと思います(‘ω’)

ぜひお父様の資産を守るためにも
前回ご案内した○○(商品名)をご検討頂きたいと思いまして・・
いつか相続の時にお嬢様にとってもその方がよいかと思います・・」

唐突に相続を持ち出して来るとはこりゃ驚いた

いったい毎月分配型投資信託が
将来の相続の時に私にとってどう良いというのかぜひ聞いてみたいところだったけれど
とりあえずはそれ以降の説明が続かないことを確認して
私は淡々と以下の点を述べた

1.この商品の良し悪しについて考える前に
父の自分の資産に対する意向が優先されるべきと思う

2.父は当座の生活資金には困っておらず
今預けている資産を取り崩したい(=使いたい)と思っていない

3. 父は前回の説明のあと、毎月の分配金が全て元本から生まれる利益であると誤解していた

4. しかし実際は、毎月もらえる分配金には元本の一部が含まれる
日経新聞の記事でも商品ごとの分配金に対する元本取り崩し割合が公表されており
今後も元本が分配金の一部として払い出されると思った方が自然

5. 父は前述の通り元本を使ったり減らしたりは望んでいないため
もしこの商品をやるなら毎月の支払明細を確認して
分配金の中の利益と元本部分を分けて管理しないとならず父には少々面倒な商品

6. さらに普通口座に払い出されてしまった元本部分が
毎月口座に貯まっていくことになり
それを普通口座に寝かせておくのか
改めて金利が付く商品に預けるかどうかなど考えるのは更に面倒

7. このように資産形成上のデメリットも多い商品に対して
購入時手数料の3%は不動産仲介手数料と同等であり高すぎる

8. さらに信託報酬として年率1.9%が運用成績がいい時も悪い時も
純資産と利益の合計に対してかかるのは大きすぎる固定費である

9. 以上を総合的に考えて父に今回の商品は不向きであると思う

ここまでを途中途中に担当者の意見を受けながらも言い切ると
担当者は諦めてしまったようで
静かに個人向け国債の手続きに入った

こうして私はメガバンクにとって面倒な人認定をされることとなった💀

私は人を論破して嬉しいと思うほどまでは性悪ではない

私は単にとてつもなくお金と自由を愛し
その本質や仕組みを知りたいと切に望む素人である

資産形成は私の生きてきた道筋なのだ

どこまでも貪欲に学んで
これからも金融のプロに食らいつくつもりだ

そう、私は心からお金を愛している
(家族のためじゃないんかーい🤪)

ということでさすらいのFIRE民である私は
今日もお金を愛し、銀行に嫌われるのであった😏

ではまたね👋

ー R

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